定期演奏会で共演したソリストの皆さん

村 上 達 哉 さん

 国立音楽大学声楽科卒業。竹内肇、田島好一、田口興輔の各氏に師事。1982年3月全四国学生音楽コンクール入賞、1997年全日本ソリストコンテスト声楽部門最優秀賞受賞、2013年東京国際声楽コンクール第3位入賞。地元浜松市民オペラにて「カルメン」ホセ、レメンダード、「椿姫」アルフレード役を演じ好評を博す。その他数多くのオペラの主役を演ずる。
 モーツァルト/ヴェルディ「レクイエム」、ベートーヴェンの第九交響曲などのソリストとしても幅広く活動している。
 2011年にはスペインの音楽祭に招かれリサイタルを行い好評を得た。また2014年にはマドリッド、ヴァレンシアにてリサイタルを行い満場のスタンディングオベーションを受けるなど海外での評価も非常に高い、近年は海外での演奏活動も積極的に行っている。
 伊在住時にはナポリターナ歌手から直接指導を受けカンツォーネの発音とスタイルを学んだ。彼の歌うカンツォーネはその輝かしい声と情熱的な表現で多くのファンを持つ貴重なテノールである。2015年8月横浜にてアイーダのラダメス役にて出演予定。柴田音楽事務所所属、静岡室内歌劇場団員、静岡県オペラ協会会員。
 コレギウム・ムジクム静岡とは、合唱団と共に教会音楽のソリストとして何度も共演しており、2015年7月の定期演奏会ではアルトの佐藤典子さんと共に、マーラーの大地の歌(小編成オーケストラ版)で共演した。