定期演奏会で共演したソリストの皆さん

ベルンハルト・グフレラー さん

 1951年ザルツブルクに生まれる。
 ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でオルガンをフォーラー教授に学び「最優秀」の成績で卒業。
 1975年より、ザルツブルクのドームと並んで由緒あるフランツィスカーナー教会のオルガニストに就任。著名なオーケストラとの協演、各地の音楽祭、オルガン演奏会の独奏者として活躍。ヨーロッパ、アメリカばかりでなく、日本にも何回も来日しファンも多い。
 1987年よりフランツィスカーナー教会の音楽監督として、毎日曜日の礼拝でモーツァルト等のミサ曲を演奏するばかりでなく、夏に行われるモーツァルト音楽祭で「レクイエム」、「戴冠ミサ曲」、「ハ短調ミサ」を演奏し、モーツァルトを聞くために世界中から集まる人々から絶賛を浴びている。
 オルガニストとして古典から現代にいたる幅広いレパートリーを持つが、同じ生地のモーツァルトのオルガン曲の演奏は特に有名でEMIコロンビアより「モーツァルト・オルガン全集」をリリースしている。
 コレギウム・ムジクム静岡の指揮者であったオルガニストの志村拓生氏と親交が厚く、1999年の来日の際にプーランクの「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」で共演。それを機会に2004年、ルンハルト・グフレラー氏を招いて特別演奏会を開催した事を機に、2004年、2006年、2009年にも共演。
 またグフレラー氏の声掛けにより、2004年と2009年にはザルツブルクを中心に欧州演奏旅行を実施。フランツィスカーナー教会等で共演した。