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●ペダル式ティンパニー | |
前のページにも書いたが、足下のペダルを使ってリムに連動したワイヤーを引っ張り、音程を変える仕組みの楽器が「ペダル式」の楽器である。 |
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バランス・スプリング方式というのは、ペダルの駆動部分に大型のバネ(スプリング)が仕込んであり、そのバネの力とティンパニーのヘッドの張力のバランスで、どの部分でも自由にペダルが止まるというシステムだと言うが、詳しい亊は専門家では無いので良く解らない。 |
もう一つのクラッチ式は、任意の位置でクラッチをオン・オフにして、ペダルを固定する機械的な方式である。クラッチの方式にはペダルの前後に力を入れるタイプと、ペダル横のクラッチを足の横で操作するタイプがある。 |
右の写真はイギリスのプレミア社のペダル部分であるが、まずつま先を踏んでクラッチを外してから、ペダル全体を踏み込むようにしてピッチを上げる。逆にピッチを下げる時には、力を抜いてペダルを上げ、希望するピッチになった所で踵側を踏みクラッチでペダルを固定する。 |
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この他にも、より高価なシステムとして、リンガー・タイプというものがある。 |