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Colt:M1951 Navy 2nd Craft Apple Works |
ハンマーを起こす事でシリンダーが回転して次の弾が発射する事がを出来る『シングルアクション機構』を発明し、特許を取得してたサミュエル・コルトが1836年に創業した『コルト特許火器:Colt
Patent Firearms(通称:コルト)』は、銃の歴史では必ず名前が登場するアメリカの老舗銃器メーカーである(現在の社名はコルト・ファイヤーアームズ)。 コルト社は1836年にニュージャージー州パターソン工場で、パーカッション式のシングルアクション・リボルバー拳銃『パターソン・モデル』を発表した。しかし、このモデルは高価で、銃器としては取扱いがデリケートであったため、商業的には成功とは言えなかったそうである。 M1851には、44口径の Army(陸軍)モデルと、38口径や36口径の Navy(海軍)モデルがあるが、上の写
真は、日本のモデルガン・メーカーであるクラフト・アップル・ワークスが発売している、36口径の
M1851 Navy モデルである。 | ||||
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映画『アウトロー』から 写
真はM1851 Navy だと思うがドラグーンかも? | ||||
公開当初この映画を見た時に「カッコイイ」と思ったのと同時に、「何で新しく弾を込めないのか?」と疑問を持ったが、今考えてみればパーカッション方式の銃では、そんなに簡単に弾の装填などは出来ないのである。これもリアルさに拘ったイーストウッドの演出なのかと思う。 また、1969年に西部劇の大御所であるジョン・ウェインを主演に製作(ジョン・ウェインはこの作品で念願のアカデミー賞を受賞)された『勇気ある追跡』にはM1848(ドラグーン)が登場する。 | ||||
映画『勇気ある追跡』から 下の写真の後、銃の発射の反動で彼女は毒蛇のいる穴に落ちてしまう。 | ||||
この銃は、悪漢に殺された父親の敵を討つために、ジョン・ウェイン扮する片目の保安官コグバーンを雇う少女が持っている父親のの遺品の銃で、この少女によって2度発砲されるが、その反動で後ろに吹き飛ばされてしまっている。そして、ラスト・シーンで少女がコグバーンに「この銃を持っていて欲しい」と差し出すなど、印象的な使われ方をしていた。 | ||||
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