清水中央ロータリークラブでは、2001年度・2003年度の事業としてタイのさくらプロジェクトへ多目的講堂の贈呈を行ないました。そして、その贈呈式のために2003年2月9日から12日の日程で10名のメンバーがタイを訪れました。
チェンライにあるさくらプロジェクトを訪れる前に、RI第2620地区の国際奉仕委員を務めるメンバーの古谷博義君の提案でチェンマイの町を訪れ、RI第2620地区の同額補助金によって教育支援を実施したニューライフセンターを訪問し、担当の方から説明を受けました。
ニューライフセンターは、タイで暮らす4つの少数山岳民族への教育・救済シェルターとして自立を促がす事を目的とした支援センターで、このセンターの最高責任者であるカレンさんの説明では、40名の山岳民族の女子が教育を受け、併せて職業訓練も受けて社会生活が営める様に頑張っているとの事でした。
RI第2620地区では、2002年11月に認可になった現地RCとの同額補助金125万円と、国際ロータリーからの130万円の補助によって、このニューライフセンターの建設事業に携わり、今回の清水中央RCのタイ訪問の機会に、現状の確認を地区から依頼されたものです。
近隣諸国との関係で、国際政治の中で翻弄される少数民族の方々の立場に複雑な思いを感じると同時に、RI第2620地区のWCS事業がしっかりと成果
を挙げている事を確認しました。
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