「愛・地球博」見学ツアー(清水中央RC2005年度社会奉仕委員会事業)

 2005年8月30日(火曜日)清水中央ロータリークラブの社会奉仕委員会では、『静岡市清水手をつなぐ育成会』に所属する団体に在籍する障害者手帳保持者および付添者を対象に、名古屋で開催された『愛・地球博』への見学バスツアーを開催しました。
 この催しは、市の障害者支援課の協力の元、清水区内の授産所に通う障害を持つ方々に声を掛けて、清水中央ロータリークラブが企画から実施までを担当したもので、当日は午前7時30分に手帳保持者とその付添者20組40名と、市職員2名、授産所関係者1名、ロータリー・メンバー6名が清水駅前のバスターミナルに集合。10時30分から夕方まで、話題の『愛・地球博』の開場を見学しました。
 清水中央ロータリークラブにとっては、こうした規模での遠距離への旅行という形での奉仕は初めての試みでしたが、障害者の方々の自分の力、また付添者であるご家族の力で、「行きたいけど、行けない」と諦めていた『愛・地球博の見学』という夢の実現に力添えが出来た事は、大きな成果 でした。


 会場までのバス中では、メンバーの金原寛君がRCの誕生、RI2620地区・清水4RC等RCの組織、奉仕の精神、4大奉仕事業の紹介等を判り易く紹介しました。
 見学時間は6時間という短い時間でしたが、障害者は多くのパビリオンで優先的に入場が可能であったため、沢山のパビリオンが見学できだそうです。
 帰りのバスの中で、見学してきたパビリオンについて生き生きと得意顔で話す嬉しそうな姿が印象に残る事業となりました。
 なお、参加したロータリー・メンバーで、清水中央RCバナーを愛・地球博ロータリー館に掲示しました。

参加者のプライバシー保護のため、参加者の写真掲載は控えさせて頂きました。


清水手をつなぐ育成会 遠藤裕孝 会長 佐野可代子 事務局長
 2005年9月15日の清水中央ロータリークラブ第768回例会に、『清水手をつなぐ育成会』から遠藤会長と佐野事務局長らが訪問され、清水中央ロータリークラブ・メンバーの気配りや支援によって、参加者全員が安心して、無事に楽しい一日が過ごせた事をに対するお礼の言葉を頂戴しました。

後日、参加された方々から感想を寄せていただきましたので、ご紹介させて頂きます。

今回、中学校2年生の息子と共に参加させて頂きました。
初めて行く場所で無事過ごせるか少々不安でしたが、大混雑の中、比較的空いているパビリオンにいくつか入り、時間内楽しむ事ができました。
息子は「バスに乗って出かける事」も楽しみのひとつだったようで、往復の車中でも落ち着いて過ごせ、ホッとしました。夏休み最後の良い思い出になりました。
ツアーを企画して下さった清水中央ロータリークラブ他、関係者の方には、細かいお心遣いを頂き、大変感謝しております、ありがとうございました。

清水中央ロータリークラブの皆様にはとても感謝しております。事前に何回も準備しなければ、これだけの企画は実行できなかったと思います。ロータリークラブの会員の皆さんと、バス会社、福祉関係者が支えてくれた「愛」に、私たち清水手をつなぐ育成会が招待を受け“幸せな時間”を過ごせました。
「社会奉仕」の精神がいろいろな場面 で感じられました。「楽しく過ごす配慮」飲み物、お菓子、車中での過ごし方、会場内での注意事項など、育成会の会員一人ひとりに伝わったと思います。
毎日毎日ちょっとしんどい子育てをしている親に、素敵な旅をありがとうございました。この出逢いが永く続くことを願っております。

モリゾーやキッコロに会えて楽しかったです。トトロに出てくるくさかべさんのおうちを遠くからみることが出来てよかった。ジュースとおかしありがとうございました。とてもおいしかったです。

子供と二人だけで出掛けたのは今日が初めてで、見学場所の意見が合わず口ゲンカとなり、怒って中国館で一時姿が見えなくなるハプニングがあり、大変な思いをさせられましたが、キッコロ・ゴンドラに乗り、サツキとメイの家を見学し、子供の喜ぶ顔が見れて、疲れましたが参加できて良かったと思いました。
残念だったのは、人気パビリオンに入れず、雨に降られたことですが、意義のある一日を過ごさせて頂いたことに感謝しています。

ぼくは「愛・地球博」で一番うれしかったのは、「サツキとメイ」の家を見れたことです。

8月30日は大変お世話になりました。清水中央ロータリークラブの皆様のご好意で夏休みの良い思い出ができました。ありがとうございました。

たのしかった!

今回は、キャンセルされた方がいらしたため、急遽参加させて頂ける事になりました。我が子はなに分、多動なので、母子2人での参加には、少々不安もありましたが、本人が「モリゾー見るよ! リニア見る!」と楽しみにしている様でしたので、勇気を出して参加する事にしました。
旅行の間はロータリークラブの方や区役所の方、育成会の先輩の方が「大丈夫?」「何か手伝いましょうか?
」とたくさん声をかけて下さってとても心強かったです。こちらに余裕が無く、なかなかゆっくりお話をする時間がとれず残念でしたが…(なにぶんじっとしていないので。すみません)
でも、気持ちの面 で皆さんが気持ち良くサポートして下さったおかげで、親子共々本当に楽しい思い出が出来ました。また、あの広い会場でもグループ行動が出来た事で、本人にとっても私にとっても外出への自信がつきました。
本当に1日お世話になりました。ありがとうございました。

至れり尽くせりの気配り本当にありがとうございました。今回、ロータリークラブの行事に参加して、その起源や経緯をはじめて知りました。
なお、目玉 のトヨタ館は見ることがかないませんでしたが、子供ロボット館や東欧のパビリオンをつぶさに子供と見学させていただきました。
今日も、子供はビデオ録画を見て思い出を楽しんでいます。
今後とも、障害者のご支援をよろしくお願いいたします。
ありがとう御座いました!!

自分たち個人で見に行くとなると、すごく大変で考えられませんが、今回バス旅行で連れて行ってくださるということで、とても参加しやすかったです。ありがとうございました。
ロータリークラブのこと、何となくしか知りませんでしたので、バスの中で詳しくお話していただいて、とてもよかったです。
万博見学という、とても良い経験を子供にさせてやることができました。ありがとうござました。

愛・地球博楽しかったです。ありがとうございました。

先日は「愛・地球博」にご招待いただきありがとうございました。
開会式の催しをテレビで娘と視ていました。「お母さん行きたいよ」って言われ、そうだね行けたらいいねで、行くまでの道中を考えると…。この子をつれて、どうやってあそこまで行くのか、人込みの中でパニックになりはしないのか、迷子になりはしないか、あれこれ考えたら、とても無理だと思いました。
行ってきた人達の話しを聞いたり、テレビでの映像を見ていると、ますます連れていってあげたいと思いました。
「大地の塔」巨大万華鏡の中に入ったらどうなだろう、きれいだろうな。赤や黄、青、いろいろな色がまざっていて、開催中一度も同じ模様にはなることはないだろうな、行ってみたいね、と思っていたら、思いがけなく授産所から、ロータリークラブの皆さんのご好意で行けることになり、大喜びでした。
それから毎日、本当に行けるのかどうか(口約束では心配だったので…)ポストを見て「今日もお手紙こなかったね」と行くのを楽しみにしておりました。
そんな矢先に薬局のミスで、病院で処方された薬と量 を間違え、薬の副作用で一時は一人でトイレにも行けない状態になり、一日中寝ている姿を見ていると、何でいつもこの子だけ苦しまなければならないのか、介護をしながら涙が出て来ました。
家族と相談して「愛・地球博」の参加を諦めさせようと思っていました。
今日キャンセルしようかと、一日延ばしにしていました。そんな中、本人の行きたいという気力なのか、少しずつ快復にむかってどうにか行くことができました。
念願の万華鏡の中に入り感無量 でした。
他に、この子とは海外に行くようなことはないと思い、外国のパビリオンを見て回りました。
手帳を持つようになって、年月があまりないので、いろいろわからない事だらけです。とりあえず育成会、ロータリークラブ、その他のみなさん、本当にありがとうございました。

ありがとうございました。

昨日は大変お世話になりました。
親も全くはじめての場所で、子どもをつれていくのは少々不安もありましたが(かなり…?)、おかげ様で無事に行って来る事ができました。
しかも長いと思っていた時間も子どもの行きたいところには足りないくらい、たっぷり楽しませて頂きました。
疲れがないといったらウソになりますが、今までの中で一番いたれりつくせりのバス旅行で、本当にありがたかったです。
夏休みのとっても有意義な一日になりました。ありがとうございました。

 

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