アマゾニア森林保護植林協会への協力
 アマゾンの熱帯雨林を守るための植林事業


アマゾンに植林された清水中央ロータリークラブの森
 1995年11月 清水中央ロータリークラブの例会に長坂優さんがゲストスピーカーとして登壇しました。
 長坂さんは清水市の出身で、大学卒業後ブラジルのアマゾンに移住し、35年間にわたって農業を続けています。その一方で、開発によって減少しつつあるアマゾンの熱帯雨林を守るため、1992年に日系人を中心に「アマゾニア森林保護植林協会」を設立し、オーナー制による「地球人一人一本植林運動」に取り組んでおり、この日の卓話でもアマゾン流域の自然保護と植林事業について語りました。

 世界の熱帯雨林の65%を占め、地球上の酸素の1/3を産出してしている「地球の肺」であるアマゾンの熱帯雨林を守りたいという長坂さんの呼びかけに、多くのメンバーが共感し、翌年の5月に再度長坂さんをゲストに迎え、清水中央ロータリークラブが中心となって、会員募集の為のパンフレットを作成し、環境保全委員会が中心となってアマゾンへの植林運動への協力が始まりました。

 1997年度からは、当クラブのメンバーで長坂さんの友人でもある杉山陽一君を中心にアマゾン小委員会が設置され、クラブとして「アマゾニア森林保護植林協会」の運営に協力をすることになりました。
 

アマゾニア森林保護植林協会の活動
森林を愛し、森林を育て、森林を守る
私たちは環境問題を考え、この地球における大自然を育んでいます

 アマゾニア森林保護植林協会は、アマゾンの現地で活躍する日系人が中心となって、人間の勝手な開発によって減少しつつあるアマゾンの熱帯雨林を救い、人間と自然が共存共栄できるすばらしい地球を再生しようという目的で発足し、次のような活動を行っています。

1. 地球人一人一本植林運動。(オーナー制、植林団地造成)
2. 自然林の保護保全及び、自然形態、植生、生理生態の研究
3. 自然保護の方法農法及び、慣行焼畑農法を廃止し、空間利用混植立体農業指導
4. 健全なる心身の育成を目的に、自給自足による自然生活を体験する心身の開拓村開設
5. 未来の地球を背負う子供たちのために自然と親しみ動植物と遊ぶ自然学校開設

この運動はアマゾニア森林保護植林協会が賛助会員からの賛助金で行います。

■個人会員 一口 ¥10,000
■法人会員 一口 ¥20,000

作成したパンフレット
【お問い合わせ】
アマゾニア森林保護植林協会 日本事務局
〒424-0911 静岡県静岡市清水宮加三642
エス・エル・ワールド株式会社内
TEL 0543-35-5451 FAX 0543-35-5456
sl-world@sl-world.co.jp

 1998年7月には杉山陽一アマゾン小委員会委員長が、関係者有志と一緒に現地へ視察に出かけ、清水中央ロータリークラブのメンバーの賛助金によってが植えられた木が12~13mもの高さに育っている状況を報告しました。
 この視察の様子は1998年8月にSBS静岡放送で「アマゾンの熱い息吹 ~地球人そして人類が生き残るために~」として放映されました。

 長坂優さんは、毎年2回ブラジルから来日し、日本全国を回ってこの植林活動への呼びかけを行っています。
 清水中央ロータリークラブの例会では、1999年6月に訪れて現状報告の卓話をされています。

 また、2002年12月には、清水中央ロータリークラブに対して感謝状が発行され、2003年2月の例会において、メンバーに披露されました。


 

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